「手足がいつも冷たい」
「靴下を履いても足先だけ冷える」
「夏でも冷房で体が冷えてしまう」
そんな冷えに悩んでいる方は少なくありません。
実は、冷え性は「体質だから仕方ない」と思われがちですが、
血液が足りないことや血液の巡り、
自律神経の状態などが関係していることもあります。
この記事では、冷え性の原因や2つのタイプ、
それぞれに合った改善方法について、わかりやすく解説します。
【目次】
1 冷えって何が起きてるの?
2 冷えが起きる仕組み
3 血が足りないタイプ
4 巡りが悪いタイプ
5冷えを悪化させる食生活
6 自律神経と冷えの関係
7 冷えとの付き合い方
まとめ
1 冷えって何が起きてるの?
冷え性は体質として持っている人も多く、自分が冷え性だと感じている人は日本では、
女性の約6〜7割
男性は約2〜3割程度
と言われています。
体質そのものをすぐに変えることは簡単ではありませんが、
体の状態は日々の積み重ねによって少しずつ変えていくことができます。
今よりも過ごしやすい体に近づけていくことは十分に可能です。
2 冷えが起きる仕組み
体の温かさは、血液によって保たれています。
その血液が
「足りない」または「うまく巡っていない」
このどちらか、もしくは両方の状態になると、体は冷えやすくなります。
冷えを考えるときは、「血液の量」と「血液の巡り」の
両方の視点で見ていくことが大切です。
冷え性は大きく分けると、次の2つのタイプがあります。
・血が足りないタイプ
・血液がうまく巡っていないタイプ
原因によって対処の方法は変わってくるため、
まずは自分がどちらに近いのかを知ることが改善への
第一歩です。
3 血が足りないタイプ
このタイプは、そもそも体の中の血液量が少ない状態です。
・疲れやすい
・体力が続かない
・筋肉や脂肪が少ない
・虚弱体質っぽい
こうした特徴があります。
特に女性は、子宮やホルモンの関係で血液を多く必要とするため、
男性よりも冷えに悩みやすいと言われています。
このタイプで大切なのは、「血をつくること」です。
血液の材料となる
▶ タンパク質
▶ 鉄分
などの栄養をしっかり摂り、体の土台を整えていくことが大切です。
4 巡りが悪いタイプ
こちらは、血液量はあるものの、全身にうまく巡っていない状態です。
・手足が冷たい
・むくみやすい
・運動不足
・同じ姿勢でいる時間が長い
こうした特徴があります。
血液は心臓を中心に全身へ流れていますが、筋肉の動きによっても流れが助けられています。
特に足の血液は重力の影響で下に溜まりやすく、心臓へ戻りにくくなります。
そこで働くのが、ふくらはぎの筋肉です。
歩いたり体を動かしたりすると、ふくらはぎがポンプのように働き、血液を心臓へ押し戻す手助けをしてくれます。
この働きから、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています。
このタイプで大切なのは、「巡らせること」です。
▶ 歩く
▶ 下半身の筋肉を使う
▶ 水分をとる
▶ 内臓に負担をかけすぎない
毎日の中で少しずつ体を動かすことが、
血液の巡りを助け、冷えの改善につながっていきます。
5 冷えを悪化させる食生活
日常の食生活にも、冷えを強めてしまう要因があります。
たとえば、砂糖やカフェインのとりすぎは、体に負担をかけたり、
血流のバランスを乱したりすることがあります。
一方で、生姜や根菜類などは体を温め、巡りをサポートしてくれる食材です。
毎日の食事を少し意識することも、冷え対策の第一歩になります。
6 自律神経と冷えの関係
また、冷えには自律神経の状態も深く関係しています。
精神的に緊張が続くと交感神経が優位になり、
血管は収縮しやすくなります。
反対に、リラックスして副交感神経が働くと、
血管はゆるみ、血流が広がりやすくなります。
そのため、体を温めるだけでなく、心と体の緊張をゆるめることも、巡りを整えるうえで大切なポイントになります。
さらに女性の場合は、ホルモンバランスの影響も受けやすく、ストレスや体調によって冷えやすさが変化することもあります。
7 冷えとの付き合い方
冷えを改善していくためには、
「血をつくること」と「巡らせること」
この両方が欠かせません。
どちらか一方だけでは不十分なことが多く、血をつくっても巡らなければ全身に届かず、巡らせても血が足りなければ十分に温まりません。
この2つをセットで考えることが、冷えを改善していくための大切なポイントです。
体質そのものを急に変えることは難しくても、日々の積み重ねによって体の状態は少しずつ変わっていきます。
少しずつ、今より過ごしやすい体に近づけていきましょう。
まとめ
冷え性は、単に「体質だから仕方ない」というものではなく、血液の量や巡り、自律神経など、さまざまな要素が関係しています。
だからこそ、体を温めるだけではなく、自分の体の状態に合わせて整えていくことが大切です。
また、ストレスや緊張が続くと、自律神経やホルモンバランスの影響によって巡りが悪くなり、冷えにつながることもあります。
心と体の両方から整えていくことが、今より過ごしやすい体づくりへの第一歩です。
冷えが続いてつらいときは、一人で抱え込まず、体の状態を見直してみることもおすすめします。
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